演歌のサイトに関わることによって、まず大きな疑問点を感じました。なぜこうまで演歌のCDが売れなくなったのでしょうか? 東洋の一部地域を除いて世界的には、日本の演歌はどの曲も同じように聴こえるにも拘わらず著作権が厳しいですねと言われています。動画サイトでは新曲CD発売前後から、著作権対策であろうか「新曲歌ってみました」という動画の氾濫。これではCDは売れません。
カラオケ全盛の風潮のなか主要メディアであるテレビから演歌・歌謡曲番組はまったく姿を消し、人々は新曲を追うこともなく、懐かしい曲にシフトを変えカラオケで楽しむようになりました。私はこの風潮を鑑み「懐かしい曲」「隠れた名曲」をコンセプトに動画サイトを運営していました。登録者、再生数とも好調に推移していました。
しかしネットを取り巻く環境の激変で視聴の形態がパソコンからスマホに急激に変更して参りました。 演歌サイトにあっても例外ではありませんでした。
私の動画チャンネルで申しますと、登録者数は数万人を数え、再生回数に至っては数千万回という数字を示すものの、スマホでの視聴が主流となるにつけ、youtubeを楽しむため有料プレミアム会員されている方より、無料視聴の方が大半となり、そのうえCMまみれということも災いして、1動画当たりの平均視聴時間が1分にも満たないという状況となってしまいました。
このような状況を苦慮して、登録者様の激減は危惧されるものの、皆さまには、何の前触れもすることなく 2013年秋、アップ動画すべてを一斉削除して、1分以内のショート動画がメインとするシフト変更を決心し断行いたしました。 このことによって、如何ような結果を招いても後悔はいたしません。これが世の流れです。みなさまのご理解 宜しくお願い致します。
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